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フリッツ・ラング

2011.12.25 20:22|映画
fritz-langs-m-killer-shadow1.jpg




















主人の薦めでフリッツ・ラングの『M』を観ました。
製作は1931年!

私が今まで観た古い映画は、十代の高峰秀子が初々しい、
『秀子の車掌さん』(成瀬巳喜男)でしたが、それより十年前の作品です。
古典映画なので古めかしい話かなと思ってましたが、かなりの傑作。

''M''とはマクドナルドのMではなく、Murder(殺人者)の頭文字で、
連続少女殺人を警察と民衆が追い詰めていくストーリーです。

登場人物全員が何かしらの欠点を抱えていて、
善人も悪人もはっきりしないラングの意図には引込まれました。

特に退廃的な町の雰囲気、民衆達の切迫感が凄いです。

1931年のドイツというと、第一次世界大戦の記憶もまだ新しく、
世界恐慌の影響で失業者が生まれ、
犯罪も増え不安が町をおおっていたといわれます。
1933年に誕生する暴力的極右政権ナチス党誕生の前夜でもあるのです。

そういった時代的な雰囲気を非常によくとらえている、
ドキュメンタリー的な映画でもあると感じました。


フリッツ・ラングはオーストリア出身のドイツ映画の映画人で、
『メトロポリス』といった超大作芸術映画を得意としていた大監督です。

しかし先述した1933年のナチス台頭によって、
ナチスを鼓舞するような映画を撮るよう要求され、
それを頑なに拒みアメリカに逃亡します。

アメリカでは低予算の犯罪映画を撮ってましたが、そのどれもが面白い!
特に良いのが
『スカーレットストリート』 
『ブルーガーディニア』 
『死刑執行人もまた死す』 
『復讐は俺に任せろ』の四本。

アメリカ時代のラング作品は良い意味で軽くて見易いものが多いです。
まだ見てない作品も、どんどん見ていきたいと思います!


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